定点観測した僕の日常は ありふれたであふれた つまらないもの
にせものみたいな食事を済ませたら 見せかけの白いシャツを洗う
ただくり返すだけでさ すでに飽きてる
「ささやかな幸せこそ」それもわかってる

夜明けの住宅街 決まって出くわすよ 時間かけてみがいた 思い出の化け物
群青大通りをゆく 制服姿の自分 立ち止まって見送る 部屋着姿の自分
僕は僕にもなれずに 誰にもなれずに
どこにもいない気分を 吸って、吐いてる

あたらしい朝が来れば 僕は変われるかな
新品の現実に出会うために 起きてる
あたらしい窓開けたら 僕は変われるかな
蒼い街をながめて そっと深呼吸

効果音も無しに 昨日と今日が入れ替わる頃
おぼれる僕を想像してる
ゆきかう幾億もの孤独
その一滴だ 無関係な孤独に溶け込むばかりの日々だ
そしてまた はじまりつづけてく平熱な僕の毎日は 無意味に無駄に降りつもる
それでも僕は信じれるかなぁ
この一分が、この一秒が、明日への伏線になってくと
見上げる天井 見上げる、水色した心の天井
見上げる天井 見上げる、水色した心の天井
かなしさの家 にぎやかなポスター ずれた写真
それを、つめたい日射しが濡らしてくよ

決まらないまま 浮ついてさ ビニール袋みたいだ
いっそこのまま 僕を破いてみたいな

あたらしい朝が来れば 僕は変われるかな
そんなこと思いながら今日を 生きてる
あたらしい歌うたえば 僕は変われるかな
蒼い風を吸い込み そっと深呼吸

あたらしい朝が来れば 僕は変われるかな
新品の現実に出会うために 生きてく
あたらしい窓開けたら 僕は変われるかな
蒼い街をながめて そっと深呼吸

あたらしい朝が来れば
僕は変われるのかなぁ

あたらしい窓開けてさ
蒼い街をながめて そっと吸い込む

僕の
新呼吸

ラララ…


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