心の天井 のぼってった風船がわれた
赤いかけらがゆっくり落ちてくるよ ゆらり

たくさん失う 花もかれてゆく
それでも僕は、君を待ってる

汗ばむ季節 地元の土手で見る夕日
涼しい風が 僕らを梳かしてくよ さらり

理由の理由 さがせばいくらでもあるよ
でも言えなくて ファインダー越しに笑いかけたんだ

たくさん失う 色もあせてゆく
それでも僕は、君を待ってる

僕はいま僕のことだけ 僕がいま僕のことだけ
考えられればきっと傷つかないのに
なぜだろう 君のことだけ 浮かぶのは君のことだけ
呼び止めて振り向いた君の瞳に 思わず抱きしめそうになった

変わり続ける君を、変わらず見ていたいよ

たくさん失う 時がながれゆく
それでも僕は、君を待ってる

僕はいま君のことだけ 僕はいま君のことだけ
大切なものだけが大切ならいいのに
なぜだろう 君のことだけ 浮かぶのは君のことだけ
君の短い髪が揺れて隠れた横顔 表情

僕はいま僕のことだけ 僕がいま僕のことだけ
考えられればきっと、それで終わるのに
なぜだろう 君のことだけ 浮かぶのは君のことだけ
君の短い髪に触れて気付いた気持ちがすべてだった あの日のこと


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