今頃あなたが気づく頃 読みかけたページの間に
きっとよくあるような さよならの手紙
嫌いになったからでもなく 友達にももう戻れない
つまずく言葉が恋を終わらせる
ずっとこのままでもいれたのに ごめんね
なぜかそれもできないの
おきざりのシャツが揺れてる
たくさん咲いたダリアの黄色が眩しい
今はただ まぶたを閉じて 小犬のように忘れて
日だまりに抱かれて眠るの
こんなに晴れた日はいつでも 早く出かけようと困らせた
たぶんあの部屋にも降りそそぐ日差し
どうか寄り添っていた広い肩 優しく
今包んでいてあげて
いくつものキスを両手で
光と風に乗せて最後に送るわ
今はただ 眠っていたい
なくした恋の痛さに泣いてしまう前に
まぶたを閉じて 今は 日だまりの中で
おきざりのシャツが揺れてる
たくさん咲いたダリアの黄色が眩しい
いくつものキスを両手で
光と風に乗せて最後に送るわ
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