僕はピノキオさ
大切な言葉さえ
言えずに失してしまう

大きくて綺麗な
あなたの心さえ
傷つけ壊してしまった

-ここだよ?ここだよ…
僕は弱虫の偽善者
止まるはずもなく
ぐるりぐるり回って
皮肉な現実が
顔を出して笑った
僕は目を伏せました-

揺れる残像の影
泣いている
飾らない気持ちは
一人ぼっちで
寂しそうに隠れては
呼びかける
本当はあなたに
気付いてもらいたくて…

落ちていく未来
崩れ行く砂丘は
僕らを映したみたい

この砂時計が
時を止める頃には
あなたはどこにもいない

-知っていたよ?
知っていました…
歪んだ愛情
繋ぎ止めるための
錆び付いた思想に
痛いよ痛いよもう止めて…
何度もつけた傷あと
なぞってみるの-

あなたを傷つけた言葉が
今もまだ
木霊してこの胸に
復讐されてる
いつの日から
大切な感情を
なくしていたんだろう
帰れない二人がそこに…

あの日貰った優しさが
悲しい懐かしさに溶けて
失してしまってた想いが
今更になって溢れ出した

揺れる残像の影
泣いている
飾らない気持ちは
一人ぼっちで
寂しそうに隠れては
呼びかける
本当はあなたに
気付いてもらいたくて…

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