青色のナイフで 空を切りつけた夕立のように
あなたは突然に 私の前に現れて
最初から私の事を選ばない事は知ってる
だけど許される時まで こうしていつまでも側にいたい

人は独りで生きられないの 本当は寂しがり屋で
強がり言っても 誰でもみんな同じで
どうして人は愛されるよりも 愛したいと願うの
傷つく恋ほど選んでしまう

目の前で見てるのに すでに記憶の中にしかもういない
虹のようにあなたを 遠くに感じてしまうから
別れた渋谷の交差点 人混みに消えてく背中
逢う前よりも逢った後の方が いつも私寂しくなる

人はすぐ忘れてしまうから 心は変わり続けて
さめざめ泣いても いつかは色褪せてしまう
どうして人は愛しすぎる事 いつも止められないの
不器用なほどに選んでしまう

思い出だけじゃ生きられないよ 今の証が欲しいよ
心を切りつけてみても 想いは変わらず
どうして人は愛されるよりも 愛したいと願うの
傷つく恋ほど選んでしまう


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