Kagrra,/百夜絵

淡き炎に包まれて…

Kagrra,


word: 一志 music: Kagrra

『百夜絵』収録

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  • 磔にされたこの体から
    悲痛な痛みの声が漏れて
    取り囲む者は冷えた視線を
    妾にとめどなく指し向ける

    乱れた心は
    修正のきかぬこの過ちを鋭く責める
    微かに開いたこの口元から
    鮮血とそう恨みの言葉

    其方に思い抱いて添い遂げたこの夜は
    悲しい物語を来世に伝える

    朽ち果てて行くこの体から
    奇麗な色の血が零れてく
    乱れた心に安らぎの場所は現われず
    空は時を越えて

    熱く 燃える 炎 この身 洗う
    深く澄んだ涙

    切なく焦がれた恋はあてもなくさまよい
    魂は其方へと一途に向かう

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