少女は微笑んでる 僕は黙り込む
触れた指先は 何故か冷たかった

揺ら揺ら煌めく祭りの篝火
ふらふら迷い込んだ黄昏人熱れ

浴衣が眩しくて 胸が苦しくて
最後の逢い引きで 最初の薄化粧

和えかに咲く 果敢無き花
恋を摘まぬままに 二人

言葉が仕草が玉響絡まり
めらめらめらめら愛しさつのれば
揺ら揺ら煌めく祭りの篝火
ふらふら迷い込んだ黄昏人熱れ


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