夕陽を浴びて伸びた長い影は 明日へと続く道を指して
僕らは何処へ辿り着くのだろう 不確かなこの旅路の果てに

星は瞬く 仰ぐ木々の隙間 歩み行く勇敢な瞳に
月は優しく見守っていてくれる 涙に頬を濡す夜更けも

さあ 凍り付いた時にさよならを告げて

流れてゆくあの雲の 向こうに何があるのか確かめに行こう
やがて風に掻き消される脆いその足跡は 胸の中にだけ残して

あれからどれ位 歩いて来たのだろう いくつもの孤独な夜を超え
数え切れない出会いそして別れ その全てが今をかたどる

ああ 行き先ならこの足が知っているから

この瞳に映したい 景色があるからまた人は旅立つ
夢の果てにどんな答えが待っていても構わない 高鳴る鼓動のままに

刻み行く時の果てに何があろうと
移り行く世界に今を追い求めて

あの雲の向こうに何があるのか 確かめに行こう
決して風に消えはしないあの日の詩を抱きしめ また次の街を目指して

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