バイバイ、ララバイ

腰の丈の身の丈で
やっと見上げられました
頭上からの風景が
唯、一番好きでした

急がないで
急がないで
まだこうしていたいから

腰の丈の身の丈に
降りちゃうのは嫌だけど
また訪れる悪魔が
僕の世界を曲げていく

急かさないで
急かさないで
まだ眠りたくないから

僕の気持ちが止まんない
されど欲情も止まんない
けれどもまだまだ寝らんない
だからその歌を歌わないでよ!

ねぇまた悲しいくらいに
寂しくなるのはなんでなんだろう?
ねぇまだお別れしたくない
世界が終わる気がしちゃうんだもん
気付けばいつも耳塞いでいた

腰の丈の身の丈は
ずいぶん大きくなった
見下ろすあなた前より
ずいぶん小さくなった

焦らないで
焦らないで
まだ一緒にいたいから

僕の気持ち止まれども
時間の流れは止まんない
ココロの涙が止まんない
だからこの歌を歌ってあげる!

ねぇまた寂しいくらいに
悲しくなるのはなんでなんだろう?
ねぇまだお別れしたくない
世界で一人な気がしちゃうんだもん
気付けばいつも口ずさんでいた。

広がった世界など
貴女がいればいらなかった
それなのにそれなのに
僕を置いて老いていくなんて…
もうやめて悲しくなるから
そんな歌は歌わないでいいよ
ねぇもうお別れの時間かな?
今度は僕が歌ってあげるから

ねぇまた悲しいくらいに
寂しくなるのは仕方がない
ねぇもうお別れしちゃうけど
世界で一人になんかしないよ

ねぇほら悲しくないよ
この歌がまだ遺っているから
ねぇほらお別れじゃないよ
でもこの歌とはお別れかな?
もう寝れるから

「バイバイ、ララバイ」