僕は錆びたフェンスを飛び越えて
いたいけな夏にひょいと出くわした
君は微笑んだ ノイズを見つめてる
さば読んだ景色の中 振り返る
怖いのはそう 都会のざわめきで
そのもと 何食わぬ顔して歩いて
夜になっても わだかまわりは消えず
電柱のノイズだけが 味方する

Ah 耳を澄ませば この世の雑音が踊ってる
Ah 君の足音が 世界の雑音とこだまする
世界の狂気と握手をしている

サイレンの音が今日も鳴り響く
狂気も隣り合えば慣れてきた

都会の空気はそんなに苦しいって
壊れそうな僕らを見透かして

コンピュータの音が心地よく
誰かが消すまで世界は救われず
ザラついたノイズは僕達を救う
こんなはずじゃなかったと喚く

Ah 耳を澄ませば この世の雑音が踊ってる
Ah 君の足音が 世界の雑音とこだまする
世界の狂気と握手をしてる

きっかけはそう ノイズが僕達に
導き 人ゴミの中 耳をふさぐ
この世の雑音がやけにやかましく
いたいけな夏にさよならを告げる


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