少年の母は優しかった
若くして死んだけど
少年は無知で愚かで若さ故に純粋で
友達が教えてくれたサヨナラ星の話
「死んだ人にもう一度会える」
少年は信じました

夜の街 少年は行くよ
サヨナラ星を探しに
あても無い旅だけど
少年はまっすぐに前を向いて

歩き出した僕は振り返らないと決めた
リュックサックに明日を詰めて
どこまでも行けるはずさ この空は続いているから
母さんがいるその場所までも
僕は行くと決めた サヨナラ星目指し

たくさんの月日が流れ
少年は年をとり
たどりついた異国の街で病気になり死にました
路地裏倒れた少年
もう二度と歩けない
だけど少年は笑顔で眠ってるみたいで

嵐吹く砂漠を越えて
高い高い山を越えて
明日はどこを探しに行こう?
サヨナラ星を目指し 僕は旅に出る
振り返らないと決めたから

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