愛のエール

去り逝く君へ愛のエールを大人になったあの日の君へ
もう会えなくて寂しいけれど、過ぎた日はふり返らずに
明日を見よう

透明で綺麗だった僕は、何時しか欲にまみれ汚い大人に変わっていた

疲れたな、ふと見上げた空はしばらく生きる事に追われ見てなかった気がするよ
その空があまりにも透明すぎて、汚い今の僕には少しだけまぶしいな

コノ歌ハ何故、何時ノ頃カラ響カナクナッテシマッタノ?

去り逝く君へ愛のエールを大人になったあの日の君へ
もう会えなくて寂しいけれど、過ぎた日はふり返らずに

全てを忘れ眠ろう思い出のこの場所で

そういえば僕は何故今まで、自由を捨ててまでイラナイ知識を憶えたの?
思えば、鏡が映す僕の背はイラナイモノが詰まって大きくなっていた

コンナニ惨メデ悲シイ筈ノ僕ナノニ…
君ハ何故、飽キズニコノ歌ヲ聴イテクレルノ?信ジテルノ?

去り逝く君へ愛のエールを大人になったあの日の君へ
もう会えなくて寂しいけれど、過ぎた日はふり返らずに

去り逝く日々へ感謝の言葉を現在の僕から精一杯の気持ち
今「さよなら」は言わずにいるよ、何時か僕が僕に成れるまで…
嗚呼、輝けた頃の思い出のあの場所へ…
全てを忘れ眠ろう思い出のこの場所で…。