混沌の腹の中にいるみたいなこの世界じゃ
幼い頃憧れた物語の主人公に、なれないと知ったあの日僕は憂鬱に蝕まれ
六疊ー間のこの四角い部屋の中に立て篭った
現実と夢の違いを右と左の瞳で見比べてみた
知識と教養に小さなコンプレックスを抱くくせに
あの日先生から学んだ色んなこと否定したりして
夢も希望も才能も群青の空を曇らせるだけ
切り裂いたこの手を伝う赤黒いこの血は
体温を奪うだけ奪ってドロドロのまま固まって
きっとこのまま僕はそれを見てるんだろう
降りそうで降らない雨を抱えたままの空みたいな表情で
サーカス小屋の隅で膝を抱えてるピエロ、着飾らないマネキン
やけに明るい街角占い師、正体を暴かれたUFO、曇り硝子の展示会
この世界にあるものはもう大概どこか満たされず
かく言う僕も同じくせに根拠のない「違う」を他人におしつけ
それさえも「同じ」ことに気付いてるのに気付かないフリしてる
苦しいです世界がギスギス時代を刻むのを見てるのが
なんとが僕に出来ることはないものか
例え僕が願っても手遅れなのは知ってるよ
でもなんか願わなければ不幸になる気がして
たったひとつ心配です。この世界には珍しく
純粋で透明すぎるカラスのような君のことが
いつかもし君が混沌に飲み込まれたなら
その時は迷わずどうか汚れた僕のこの手を握って
ここへきて
ここへきて
ここにいて
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