線路沿いに伸びる家並み あの日と変わらないこの景色

東京に行ったという友人(ツレ)は
それなりに忙しそうだよ

梅雨明けの夏空みたら 蘇ってきたかも?
怖いもん知らずの頃の あの気分

僕たちはただ風にふわり揺れ
まるで雲のように大空を漂って
なんとかなる そう自分に言い聞かせて
夢の行く先を探ってた

高2で別れた彼女も 冬になる前に結婚するらしい

周りの慌しい状況 そういう年齢(とし)になったんだな
嘆くな 我ら マイペースで行こう

いま僕たちがいる時代は不安に揺れ
疑いを持たず生きるのは難しい
ならばせめて 自分を信じてみよう
日はまた昇り 明日は巡る

きっと色々な 駆け引きやら何やらで
無くしたくないもの 無くすこともあるだろう

僕たちはまだ風にふわり揺れ
なすがままという地図広げ 旅をする
「立ち止まるな」 誰かの声がして
振り向けば道がつづいていた
そしてまたほら 風にふわり揺れ
まるで雲のように大空を漂って
あるがままでいたいと願いながら
夢の行く先を探ってる
フワリ揺れて


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