相反する心で 毎日を追いかける
疑問符をつけた今日に 浮かぶあの日の僕ら
窓に映る月の夜も 望んだ少年時代
今の僕は太陽も 掴めてないね

何かを捨てたって 手にすると決めていたのに
ほら 僕の手はさ 抱えたままで離さなくて

たった二つの旅路の果て
差し伸べられた手の向こうに見える それはきっと
僕らだけの その日を 照らしだす地図
少年と大人の狭間で 刻まれた幾つもの約束が ほら
いつの間にか 時を越えて 始まりになってたりするんだ
今 隣り合わせの 足跡二つで
一つの願い 探し続ける

近すぎてぼやけた 心に合わすピント
僕の中に最大の 扉が隠れてる

声を押し殺した 僕らに何か伝えるように
見上げればさ あの日と同じ月があるよ

そうだ 今は旅の途中で
例えば地図の端だとしても ほら
僕にだって 君にだって 辿り着くべき場所がある
さよならを繰り返しながら 強さを増す絆に気付いた時に
その事実が 意味を持って 大切な一歩を生みだすんだ
今 隣り合わせの 足跡二つで
一つの記憶 作りあげてる

隠した「本当」と 忘れることが出来ないこと
それぞれに挟まれて ときには地図さえ 見失いもして

あの日の少年は それでも笑いかけるよ
手が塞がってるなら 抱えたままで 歩いていこうか

どんな明日を望んでたって
眠りにつけば 朝が来るなんてこと
信じきった時にきっと 心は バランスをなくす
少年と大人の狭間で 偽ることなど出来なかったものが
僕にとって 君にとって 軌跡の証になって

たった二つの旅路の果て
誰が描くでもない イメージ それはまぎれもなく
僕らだけの その日を 照らし出す地図
遥か彼方の「イマ」に立って 途切れた時は描き足していこう
いつの日にか 時を越えて この日が始まりとなるように
今 隣り合わせの 足跡二つで
一つの願い 探し続ける


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