眠りにつけず、じっと俯く。
「僕の意味を」
汚ない理想、腐った君に。
「僕は何をしよう」

欲望に乗って、そっと怯える。
「僕の意味は」
滲んだ希望、動かぬ君に。
「僕と同じだ」 

いつも、強く見えていた君よ、僕に向かって退行しだして。

叫んでも、失うよ。揃ってあの日の快活。
生きたくて、苦しむ人がいるのに、甘えている僕ら。

精神の疲弊は理解されづらいが、この作品は自らを奮い立たせるためで。

いつも、強く魅せていた君よ、僕の前から消えないで欲しい。

叫んでも、消えないよ。揃った今後の恐怖が。
死にたくない、そんな現実に程遠い僕らで。

叫んでも、失うよ。揃ってあの日の快活。
生きたくて、苦しむ人がいるのに、甘えている僕ら。

強くなれなんて、自分でいいたいんだ。

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