何度も呟く。この空は真珠に染まれり。
僕は見つけたかった。一つ大切な。

幾度も煌く。この胸もましろに染まれり。
僕は見つけたかった。一つ真実の。

気づけばどれほど失って、それでもまだ叶えたいと願うのか。
鳴り響く君よ。今僕の掴む傍にいて。

ほら泣き出した僕はさめざめと。
抱きしめる君が救ってくれたね。
僕の声は今、届いているかな。
天使の雪積もる目指す頂へと。

前後がわからなくなるほど白の壁が僕を蔽えど、構わない上に向かうだけ。

昔からいたんだね、君のこと、くちづけの瞬間目を閉じて思い出す。

腕に埋めた顔をゆらゆらと。
抱きしめた天使が暖めてくれたね。
僕の夢は今、届いているかな。
君の雪荒ぶ目指す頂へと

前後がわからなくなるほど白の壁が僕を蔽えど、構わない上に向かうだけ。
僕の思惑が外れようと、道は定まってしまった。見下ろす瞬間を選ぶだけ。

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