街中を飲み込んだ 空っぽなメロディ
見慣れた景色 それからこぼれ落ちた吐息一つ

確率優先 並ぶ言葉 g未満 拾い集める演技 満足かい?

望遠鏡を覗いたって
くもったレンズじゃ明日さえも見透かす事はできなかった
希望は入る隙もない

積み上げたものを壊す感覚
鼓動が恐怖を唄い奏でた
手に負えない程の臆病な僕を脱ぎ捨て理想を重ねよう
ここから広がる延長線上へ

決められた方角じゃなくて
僕だけにしか描けない地図に
期待と不安をパレットで混ぜ合わせ色を付けよう

狙いを定めて 利き足で蹴った
まぶたの向こうへ 今、飛び出そう
未知なるその場所へ繋ぐトンネルは
わずかな希望を頼りに

長い冬を越えて蕾はそれぞれの答えを出す
確実に時間は現在を明日に変える
待つだけの昨日へ「サヨナラ」

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