君は一閃の光の中で
永劫に歩みを止めない旅人だ
寄り道ばかりにみえる旅路も
運命という名前の一本の径

両目を見開いて
道の彼方を目指せよあくまで

君は過ぎ行く季節の途中で
路傍に苦しむ人々に出会うだろう
渇きを癒やす水などなくても
優しい微笑みだけは忘れぬように

奥歯を喰いしばって
道の彼方を目指せよあくまで

君は君であることの理由を
立ち止まって悩んだりしてはいけない
道程は誰かのためではなく
ただ君が歩くことで作られるのだ

地べたを踏みしめて
道の彼方を目指せよあくまで

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