君は蜉蝣のように儚く散って行く
消えない想い出を遺して
流れ行く季節よ 私をこのまま時に留め
白き薔薇を抱かせて

燦然と降り注ぐ

天上の歌声 もはや届くまい
塵に過ぎぬ身の過ちを嘆く
我が血の子らから闇を解き放ち
光の剣で刺し貫かれよう

愛に打ち震え身は引き裂かれた
刻が消え入る沈黙に

君は蜉蝣のように儚く散って行く
消えない想い出を遺して
流れ行く季節よ 私をこのまま時に留め
忘れて行け

滅び去る黒き種の起源

夢に耽り君を追う
掴んだ手の中から零れる花弁

魂の友に幸あらんことを
たとえ赦されなくとも

憂いに充ちた日が導いた答え
この上なき喜びだった
それが永遠には続かぬと知れど
願わずにはいられなかった

君は蜉蝣のように儚く散って行く
消えない想い出を遺して
流れ行く季節よ 私をこのまま時に留め
忘れて行け

白き薔薇を束ねて逝こう

我が心 君と共に眠らん

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