シルクのブラウスを風になびかせ
無表情に海を見ているね
瞳はエメラルド ぼくのことなんか
映らないポーズして

口笛吹いて
気をひくのさ

別に嫌いなら帰ってもいいよ
ぎこちない靴でついてくる君
つれなさの裏に愛をかくしてる
不自然な君がまるごと好きだよ

サガンの小説の少女のように
気難しい顔が素敵だね
スケッチ・ブックにイラストとポエム
のぞいたらおこるのさ

本音はぼくを
好きなくせに

素直じゃないのは お互いさまだね
軽そうに見えて真剣なぼく
マシュマロのような くちびるにそっと
不自然なキスが出来たらいいのに

別に嫌いなら帰ってもいいよ
ぎこちない靴でついてくる君
つれなさの裏に愛をかくしてる
不自然な君がまるごと好きだよ


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