鼻から空気を吸い込むたびに
僕はありがたがったりしてられない
僕が思う事はごくごくわずかな事
君の事なんか全く考えない

右足一歩 踏み出す度に
僕は嬉しがったりしてられない
痛みの記憶は体に刻み込まれ
生の終わりを思い呼び起こす

まるで日の光に傾く 植物のようさ
そよ風には体を揺らし 突風に折れるのもいいだろう
いいだろ

この世の全ての人々の為に僕は涙を流していられない
今日も多くの人が死んでいくのだろう
病死、 老衰、 自殺、事故、 殺されたりして

僕が知ってるのはごくごくわずかな事
知識は頭をスルーして 捨てていくのさ
僕は僕の素晴らしき人生の為に
寝っ転がってテレビを見ている

高い空を握りしめそうな 植物のようさ
吹きさらしに体を委ね 変わってゆくのもいいだろう
いいだろ

まるで日の光に傾く 植物のようさ
そよ風には体を揺らし 突風に折れるのもいいだろう

高い空を握りしめそうな植物のようさ
吹きさらしに体を委ね 変わってゆくのもいいだろう
いいだろ


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