帰りたいけど 帰る場所なんてない
どこかにあるはずの僕らしさは
いまだにほら らしくないよ

もうここだけ 君の小さな手に
僕は包まれたまま眠るのさ
まるでそれは 揺りかごみたいだね

明日が何も語らずに 僕らを連れ出す
白日のもとに 乾かない傷口さえも晒しながら

それでも明るみの中に 求めてしまうだろう
君が描き出す喜びにまた酔いしれて
みとれていたんだよ

どうしてなんだろ 君が泣いてないんだよ
その微笑みのわけを探してた
雨のはずの青空みたいだね

確かなものには不確かな思いが
つきまとい 視界を曇らすけど 君だけは違ったね

明日が何も語らずに 僕らを連れ出す
白日のもとに 全てを打ち明ける事が出来るのなら

記憶が色褪せる頃の 僕らの居場所は
ここかな それとも離ればなれのどこかかな
できれば そばにいて

それはとても眩しくて


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