いい風よ吹け 眠りに誘い
君を汗ばませたら いい風よ吹け

いい風よ吹け 目覚めたときに

僕を想い出すような いい風よ吹け あそこに吹け

西日に透ける影にどっきり
ハンモックから すり抜けてくる

あと何回抱きしめたら 君は壊れてしまう
僕も溶けて行くんだね この目に記して
赤い血が流れているのが 哀しいのではなくて
いとおしいと想える そっといい風よ吹け

いい風が吹く 夕闇に吹く
君が慰めるような いい風が吹く

いい風が吹く 夜露もうれし
君を温められる いい風が吹く ここにも吹く

月の光に乳房くっきり
キャミソールから 背伸びしている

あと何回夏を越えて 僕は楽になれるか
君と溶けて行くんだね 記憶に灼きつけ
青い空飛んで行く鳥が 羨ましくはなくて

辛いだろうと想う そっといい風よ吹け

二人過ごした密度は Lovely
無駄なことなど何もなかった

あと何回抱きしめたら 君は壊れてしまう
僕も溶けて行くんだね 記憶に灼きつけ
青い空飛んで行く鳥が 羨ましくはなくて
いとおしいと想える そっといい風よ吹け


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