乾いた風を 追い越して
駆け足で過ぎて行く 季節の早さに
追いつけずに ここまで来たけど

思えば遠くまで 来たもんさ
夜を幾つ 数えただろう?
そして又 ステージの幕が上がる

失う物など もう何も無い
歌い続ける事が 俺の全てだから
逃げてるだけじゃ もういられない
夢 見続ける事が 今の俺の全てだから

あいにくの雨にたたられて
ずぶ濡れの儘で 賭け出したあの日
渇れた喝を 夜明けまで引きずった

いつの間にか 時は流れ
新しい街にも 慣れたけど
物足りなさが また俺を弄ぶ

傷つく事など もう何も無い
叫び続ける事が 俺の全てだから
黙ってなんて もういられない
走り続ける事が 今の俺の全てだから

春は 冬を 脱ぎ捨てて
夏は 春を 洗い流す
秋は 夏の 疲れを誘い
冬は 秋に 別れを告げてゆく

失う物など もう何も無い
歌い続ける事が 俺の全てだから
逃げてるだけじゃ もういられない
夢 見続ける事が 今の俺の全てだから

春は 冬を 脱ぎ捨てて
夏は 春を 洗い流す
秋は 夏の 疲れを誘い
冬は 秋に 別れを告げてゆく

移り変わる 季節の中で
君だけは 素顔のままでいて欲しい


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