いやせない問いかけにも
戸惑い目もくれずに
飛べない臆病な
自分を誰も知らない
いやせない遠い影にも
ニツマリすぎたよで
とけない今でも

静まり消えるすべて
まばたく無数の
星のひとつひとつ
明るい夜にとけてく
いつか自分の身体が
なくなると知ったときに
その日に笑えるように
今を抱きしめる

ここへきて
やりきれなさを脱ぎ捨てて
空がすこしずつ
広がりだす
瞳のなか溢れるほど
空のアオが波うったら
君だけをうつしたい
最高の場所 残したい
目にみえる タイセツナモノ

空を見上げてた
ためいき尽きない日は
むきだしのさみしさ
高層ビルに閉ざされ
空遠く感じる
小さく刻まれた空
埋めつくされてく

未来に空はあるの
今日には今日の
明日には明日の
どこかにつながる
意味がある
無邪気で弱い君に
選んでくれた君に
自分が生まれてきた
意味を少しずつ知る

ここへきて
見上げるだけじゃ変わらない
消えてく姿ただみつめてるの
暑かった夏 凍える冬
ふたりでずっと 感じたいから
君の声だけを探しに
最初に見たときのまま
守りたい タイセツナモノ


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