キャンディーすぐに齧った
千のフレーバーはシュガーレスでつまんないから
千の色に照らした欠片 まだついてるスティックを
空に投げた

白い手が受け止めて
チケットだとすぐ気づいた

誰もいない遊園地にいて
輝く明かり サーカスの歓声で
目が回るよ 甘い綿菓子
いま何時? 暗いよ もういいの どうでも

あの街にはもう戻らない そうでしょ
木馬にキスして またがるだけ それでいい
金のマグカップに 注がれたソーダで
少しだけ眠いみたい そこのベンチで休めばいい

オオカミの頭みたいなかぶり物
今の気分にきっとさ ぴったりだね
ロバの耳を探して 頭に手をのせてみたけど
何もないから

黒い目が見つめてた
でもまだだよ ここにいてよ

だから君は遊園地にきて
優しい熱と 美しい寂しさに
火をつければ 永遠になれる
いい感じ 最高ね もうぜんぶ 手遅れ

あの街にはもう戻らない そうでしょ
木馬にキスして またがるだけ それでいい
金のマグカップで乾杯しようよ
そのまま眠って 目を覚ませば
君は自由


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