僕たちはジェットの塵の中
成れ果ての光に青白い
この町のブランクにそっと歩いてる
そこに少し疲れているだけ

あるいはそれはどこかの真実
僕を曇らせる新しい言葉の裏側に
君は見てる
この世界を
抱きしめていてくれたらいいのにね
さまようほど
青い海

怒濤の様にも振り撒く
細い指先の動きだけ
言葉はどこまでも出つくして
やがて何か足りない瞬間

あるいはそれは
優しさの意味
柔らかい光
包まれている
僕達を襲うそのスキマには
流れる時の細い溜息の裏側に

君は見てる
この世界を
抱きしめていてくれたらいいのにね
この原色の
君が見てるその世界を
抱きしめていてやれたらいいのにね
さまようほど

高らかに
塵となり


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