あのころかえり道に
いつも君の家を訪ねた
あいつの妹だった君は
二人の話をそばで聞いてた
その時の君は 恥ずかしそうに
僕のまなざしを 受けとめていた
あいつはそんな二人を
ほほえましく思っていただろう

突然死んだあいつ
ひとり残る君は悲しみに
まるで僕との愛もとだえたように
君はかたくなになった
なりふりかまわず 僕のところへ
愛を求めて 飛んでくればいいのに

僕はいつまでも この手をひろげ
走ってくる君を 待ちつづけるよ


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