見つめ合う二人はそう祈りを捧げた
途切れ途切れの言葉を叶えていた
生命の重さを知る事さえ出来ずに
泣いて、震えていたその身を眠らせたね

神よ、これ以上飛べない小鳥達の
夢を食べないで欲しい
僕はこの地球の何処かで眠る君へ
白い翼を捧げたい…

人は誰もこの世の矛盾と無情を感じて生きている
だから君が悲劇のヒロインを演じてばかりはいないで

琥珀色の空と遥かなる大地よ
今‥ひとつ願いを叶えて
すべてを守れる力を僕に
そう君のいない世界はもう見たくはないから

神よ、これ以上飛べない小鳥達の
夢を食べないで欲しい
君は飛べるはずその巣を今翔び立って
もう一度羽ばたいて…

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