君に贈ろうか。僕の汚い文字が、
君に読めるかはわからないけど。
忘れないでくれてるか。
僕と君が誓った幼い約束。
くだらなかったねぇ。
君に返そうか。借りたままの時計を。
携帯があるから、困らないし。
君も返してよ。僕の部屋の鍵を。
空き巣でもされたら
困るんだよね(なんちゃって)
君が誘ってくれた恋への不安定な道は、
大人達から見ればつまらない、
くだらないモノ。
「ずっとこれから一緒にいよう」
約束したそばから、君は去ってゆく。
ほらね。
「サヨナラ」受話器の向こうから
君が涙声でそっと呟いた。
あぁ、別にいいよ。気にしないで。
始めからわかっていたことなんだし♪
君はどうしてる?気付けば別れからもう
三年くらいは経ってしまったかな。
気の強い君だから、きっと今のヒトも、
振り回されっぱなしで大変なんだろうな。
君が誘ってくれた恋っていう
得体の知れないモノは、
あの時の僕にとってはただの
不可解なモノ。
「ずっとこれから一緒にいよう」
それは約束じゃなくて社交辞令でしょ?
ほらね。
「サヨナラ」言ったのは僕じゃない。
なのになんで君がそんなに泣くの?
あぁ、ごめんね、僕には難しいことは
よくわからないんだ。
今も、曇った君の表情が
僕の頭の中から離れない。
あぁ、教えてくれないか。
僕は君にどうしてやればよかった?
ふといつものように、
君からの電話を待ってしまう。
来るはずもないのにね…バカだよな~
本当は、「サヨナラ」言われちまった僕は
今も君を忘れられないのかもね。
あぁ、女々しい奴だなんて、
周りにばれたら笑われちゃうかもな。
本当は、「アリガト、今まで」って
言いたかったのにね。
ひねくれた性格だったな、あの時の僕も。
あぁ、今でも間に合うかい?
汚い字でごめんね、
三年越しの「アリガト」!!
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