なんでもないその日の写真の中で
僕らはきらきらと笑っていた
いつのまにか僕らは離ればなれになって
その事も忘れて
遠い日が昨日のように
甘い痛みを連れて鮮やかに蘇る
まるで奇跡のように過ぎていったあの日々
どれだけ時が過ぎても
それは消える事なく今も胸の遠くで
幻灯のように優しく淡く
背負い続けていく後悔
でも生きていかなきゃ
それぞれがそれぞれの道で
僕らのささやかな日々
ぶつかり泣いて傷付きそして笑いあえたあの日
いつかなにもかもがただ思い出になる日が来る
幻灯のように優しく淡く
まるで奇跡のように過ぎていったあの日々
どれだけ時が過ぎても
それは幻の日々なんかじゃなく
確かにそこで僕らが生きた灯りだったんだ
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