捨て台詞 砂をかんだ夜 がむしゃらにただ立ち向かった
擦り切れた膝 泣き虫たちが ほらまた胸の辺りにこみ上げる

12歳の衝動は ただ単純に負けが嫌だった
しょうもないインチキなヒーローに 憧れたりして

飛べない鳥の干支を纏った僕が次の世代を任されたのです
12歳の衝動を忘れちゃいないさ 砂を噛んでも何度だって立ち向かいます

校庭の砂 風と踊るとき 外はまるで濁るパレードさ。
その中で吐く息は噎せる 飛べない烏が羽ばたいている

ボールを追いかける 僕らは単純に馬鹿だった
しょうもないインチキ遊びに すげぇマジだったりして

果たして僕らの夢は叶ったでしょうか だらしない若者と言われ続けて
夢見た果てに何一つこの手に掴んでない
情けない僕を許して

飛べない鳥の干支を纏った僕が 世代を任された以上
だから今こそ しまってたはずの衝動で立ち向かいます


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