遠い空を見上げたら
音もなく落ちてきた白い結晶(かけら)
そっと腕を伸ばして、受け止めてみる
手のひらの熱に触れて
呆気なく溶けてしまう様を
二人ただぼんやりと眺めていた

薄れてゆく淡い記憶 雪のように
目にした風景たちも、時が経てば忘れてゆく
けれどあの時君が零した涙だけは
いつまでも胸に残って

大切な君の願い事 どうか叶いますように
わたしは祈る その未来(さき)に届く絆(ひかり)を信じて
この想いの温もりが消える最期(とき)まで

黒い霧に覆われた足元に
行き先も見失って
一人なら何もかも諦めていた

それぞれに傷を隠して歩みながら
泣いたり笑いあったり、時と共に重ねてゆく
空白だったこの胸の中 いつの間にか
温かな絆(ひかり)に満ちて

失くしたくない思い出のカケラが積み重なって
人はきっと、誰かじゃなくて“わたし”になるのだろう
ありがとう 君がくれたのは ここに居るわたしの証
だから進める その未来(さき)に届く絆(ひかり)を信じて
この想いの温もりが消える最期(とき)まで


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