夜風(かぜ)の音(ね)に紛れ 流れ着く少女(きみ)の想いを
含み溶く森の意識が 途を(枝を)歌い(葉を)繋げる

錆び付いた鍵に はまらない正義(こたえ)合わせて
無理やりに枷を外した 真実(まこと)(空に)隠し(地に)さまよい

思い遣らずに求め過ぎるのならば 何も照らせないだろう
手に入れた幸せも実りも すぐに褪せるから

哀しみは憎しみへ続く 命の足跡
人(ぼく)はただ歩くだけで罪を繰り返す

淀みいく夜空(そら)に 微笑んだ少女(きみ)の強さを
燻(くゆ)らせる森の意識が 雨を(風を)胸に(火を)降らせた

言葉交えず炎(つるぎ)を振るうのならば 何も遺せないだろう
荒れ果てた焼け跡(きずあと)も世界も やがて消えるから

憎しみは争いへ続く 命を焦がして
人(ぼく)はただ望むだけで罰も抱え込む

枯れた大地は哀しみへ続く ARIAの溜息
人(ぼく)はただ生きるだけで罪を繰り返す


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