NOVELS/PROTOCOL

息もできないほど

NOVELS


word: Mao Takeuchi music: Mao Takeuchi

『PROTOCOL』収録

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  • 息もできないほど深い闇の底にいたって
    何か掴めそうなんだこの夜の向こうなら

    環状線を走って行ったバイクの
    ブレーキ音が今日は悲鳴のようだった
    この世界に後悔なんてひとつもなかったら
    幸せは容易いかな?君はどう思う?

    もう過ぎた過去を不安がって見えてるものを遮って
    切った君の髪さえ気付けずにいたんだ
    自分の中の規則をぶっ壊したい でも
    そうしてしまったら僕じゃなくなりそうで
    それでもまだ 君のそばにいたい

    息もできないほど深い闇の底にいたって
    微かにまだ届く光 君の声に似た光
    脆く儚い希望でも掴めたなら離すなルーザー
    後ろめたい想いだって僕と認めなくちゃなぁ

    運命なんてないって思っていたんだ
    決まってる夢なんて見たくないもんな
    君と出会って気付いた奇跡のひとつは
    決まってたって思うほど嬉しく思うこと

    車に轢かれて死んでいた猫が心を引っ掻いて
    その傷から溢れ出た遣る瀬無さを
    怒りに変えるのは簡単だ でも
    何か違うと思って君に会いたくなった
    この見えない敵と 僕らは戦っていけるかな?

    誰かの痛みが分かる様に くだらないことで泣けるように
    この世界は僕の設計図を描いてた
    期待した分だけ失望したってゼロになるなら気持ちがいいくらいだ
    何度だって 君と夢見たい

    息もできないほど深い闇の底も知らずに
    光り方が解り得たら きっと奇跡は起こらない
    脆く儚い希望 all light! 出会い 別れ また出会って
    明日も新しい君を 僕を探しに行こう
    何か掴めそうなんだこの夜の向こうなら


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