野ばらの咲いた岸辺を、いずれの花嫁と歩く姿
その影を宇宙のしくみへと絡めとるような、夕暮れの瞬き

幾通りもの空へ伸びる梢と、偶然に遠い星々の光
この街を宇宙のしくみへと絡めとる夜の訪れ、吹くのは春風

夕暮れてゆく川の傍らで、払いのけたのは羽虫だろうか
恐ろしすぎる予感ではないと、あるいは

ゆけ、乙女よ! と、街に灯がともる偶然の瞬間
「さあ帰ろう」と呼ぶ声にこだましている欄干
対岸からかすかに届くダンスミュージック
この街を去ろうとする春を吹く風

野ばらの咲いた岸辺を、いずれの花嫁が歩いてゆく
おかっぱおでこは世界の最先端、それをそっと撫ぜに夏はくるだろう
ゆく乙女のおろしたての夏服に、最後の魔法で降るお天気雨

あなたを宇宙のしくみへと

ゆけ、乙女よ! と、街に灯がともる偶然の瞬間
「さあ帰ろう」と呼ぶ声にこだましている欄干
対岸から確かに届いているリディム
かすかな祈りにも似た言葉のあや

ゆけ、乙女よ!
おろしたての夏服を光らせて
ふくらみやへこみに承ける陽を慶べ
乙女よ、
暮れてゆくわたしとは違うあなたを包んでいるのは、まだ春風
あなたを包んでるのは、まだ春風

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