「解毒と解脱を始めよう」

君は何に怯えながら
耳と口を閉ざしている?
憂う眼には何を映し、何を宿す?

止めどなく流れ落ちて
絶え間なく続くものは何?
擦れ違う肩の重さとか
舌打ちする時計とか

退屈なキス繰り返し
頭を撫でて赦すだけ。
「ベロニカが死ぬ事を選んだのも分かるわ。」

雨筋が檻になり、逃げ出せぬ夜が来る。
とりとめ無く呟いて、人知れず涙する夜が。

君の手には何が残り誰がそれを嘲る?
嘘を誤魔化す時は微笑う

寂しそうにー。

その風を受けて、気流をつかんで
レバノンからの隊列の上
丘を越えて、積乱雲の果てに
やがて消えゆく
鳥達が還る場所知るように
その手をとろう

塗り足して
継ぎ足して
吐き出して
また。

いつか、君も大人になり
やがて老いて 朽ち果てる
閉じたままの瞼の裏
そこに何を宿している?

君の手には何が残り誰がそれを弔う?
枷を解いて放つ為に僕が在れば。

その悲しみさえ流れ着く先で
其れを浄化し、陽を透過して
生命の色彩、その透明度で
抱いて、湛える
鮮やかな珊瑚の海へと
その手をとろう。

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