散々な日々の中で平気なフリして俺は笑った
夜の隙間に隠した 涙が誰にもバレないように
くだらないなんて言わないし 限界だなんて思わない
卑屈になった感情にもう興味はない

「降り続くの雨の中を行こう傘がなくても構わない」
ココロに信じたあの日の声が響いた

本当の事はいつも考え過ぎて見えなくなるんだ
肝心な事はなぜか失くして初めて気付いてばっか
後悔しないのはいつだって心で感じた方だった
遠回りだと思ってもそれで良いんだよ

「星のない夜の中を行こう孤独をずっと抱きしめて」
始まりの時はいつでも 悲しみの中

越えて行く僕は想像を 果てしない闇の向こう側
振り返らず歩き続けるのさ 夜が明けるまで
どんな世界が待っている 描いた未来じゃなくたって
消えないように胸に灯を点すよ あの日と同じように

もう夢も希望も見えなくって砕け散って
そう現実はいつだって厳しくって
嗚呼それでも信じたくて言葉を探して
雨音が響く夜は五月のあの日を思い出して

溢れ出す僕の情熱は 走り出す雨の雑踏を
振り返らず駆け抜けてゆくのさ 雨が上がるまで
どんな世界が待っている 描いた未来じゃなくたって
変わらないよ歌い続けるのさ 君に届くまで 君に届くまで

散々な日々の中で 平気なフリして夢を描いて
夜の隙間で溢れた 涙を笑った


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