思考は無化し
言葉は頼りなく
薄ぼんやり誰かの
声を聴いている

生きているのが
怪しく思える程
僕は何故か
震えている

いつかは花も
枯れる様に
壊れちまったね
ここは恐いね

卑怯な事に
あなたと戯れた
甘い月日はリアリティ
無くしている
左ききの
あの目がどんな風に
この世界を
見たのかを知る

君の胸に
抱かれたなら
少しは安らかに
眠れるかな

人は一人
逃れようもなく
だから先生
クスリをもっとくれよ

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