無垢な風抱きしめるように 深く呼び合えるのなら
疼く痛みも凍る夢も すべて背中に纏うよ

近づくほどに遠く揺れる心の中で 眩しさに 綴じた目をひらくよ

溢れ出した 想いのまま寄り添って
ただ君だけを 見つめていたいのに
なぜ消えてゆくの? 印した約束は
ねえ その手で繋ぎとめて 一秒の永遠を

注ぐ雨と追憶のしずく そっとわたしを包んで
折れた翼もこの傷痕も どうか一緒に流して

囁く星の声が希望咲く日を祈り 駆けてゆく この時の向こうへ

違う今を もし選んでいたのなら
君を失わずに 未来へ進めたの?
霞んだ景色に 立ち止まっているんだ
ねえ もう一度連れて行って 始まりの場所へ

さわぐ森と 歌う海 懐かしい風景へ 帰るよ…

終わりのない いとしい朝をください
君のぬくもりの中で眠るように
ずっと忘れないよ まっすぐな願いを抱きしめ 透明な夜明けへ

溢れ出した 想いのまま寄り添って
ただ君だけを 見つめていられたから
きっと消えずにある 印した約束は
二人の手で通じ合えた 永遠のなかに


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