奴らはステップを踏んで 16回目の休憩
いつものプラットホームに僕はいた

銀幕は開けられて単旋律のオペラが始まる
張り切っている幽霊の指揮者
三原色に染められたタクトを振り出したのさ

独り舞台は続いていく それは誰にも知られないまま
夜が明けるまでは照明を落とさないで

食事を済ませた鳥がカンタータを歌って
いつものプラットホームに朝は来た
タクトを振り出したのさ

やがて舞台は幕を閉じる それは誰にも知られないまま

脚を失った 汽車は僕に向かって!


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