僕たちは都会を離れ
どこまでも歩いて行くのだろう
ひとつだけ見つけたものも
指の中でボロボロになればいいや

手に入れたものがなんだか
ちっぽけで写り映えしない
こんなにも無力なものに
こんなにも夢中になるなんてうそだ

時が止まるようなものすごい早さで
街も人も遥か後ろ 過ぎてしまった

夜が明けたら君の心に
絶える事のないその光になりたい
だからこのまま僕のそばにいて
美しいままその理想を描いたまま歩いてゆけ

僕たちは出会いと別れをくりかえし
ここまで来たんだろ?
本当に大切なものは
君の中で輝きを続けるのだ

誰にも言えないような悩みだって話したね
君の家まで続く道がとても好きだった

この夕暮れが僕の中では
光放つ前の時間でありたい
だからこのまま歩く僕たちの
ひとつひとつに混ざりあえばそれはきっと運命だろう

窓の外はフルスピード その早さに気がついて
この長い道の上で誇れる自分を持っている
どこまでゆくの?まぼろしを見ているの?
今日という日が、まぼろしじゃなければいい


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