迷路を抜けた先には
綺麗な森が広がってると信じてた
目色に閉じ込めた侭
進む足あと 次第に掻き消されていった

幸せ近づいて 一歩後ずさりした
僕らは生まれつき遠慮がちで臆病
目の前に現れた妖精(まぼろし)でも
否定してた 幼い日の夢も忘れて

あの頃の憧れの魔法使いに会えなくて
気付けばいつの間に 大人になったんだろう?
『いつか』と遠い事と決め付けた
明るい筈の未来が
『今』だと知った時 何が出来るだろう

傷付き座り込んでも(必ず)
時間(とき)が痛みを癒すだろう 繰り返す
曖昧な記憶だから(朦朧に揺れ)
透明だった 私に穢れ(いろ)を付けていく

まだ先今はまだ… 足を止める毎日
他人に厳しく自分に甘い性分
先延ばしする度に広がる距離
覗き込んだ 望遠鏡の遥か彼方

小さくまだ見えている僕らの大事な夢を
忘れていつの間に 時間が経ったんだろう
『いつか』は遠すぎて
見ることも出来なくなる朝が来ると
『今』気付いたよ さぁ何が出来るだろう『今』なら…

熟した林檎を『見つけた』
いつ手にしようか『悩んだ』
悩むうちに実は地に『堕ちた』
そして朽ちてゆく 声無きモノは
何を望んでいたのだろう?
待ち続けたその手 見つめて消えゆく―――

『今』なら走り出した君に追いつくことが出来そうだと
背中を押すように 吹いた強い風―――

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