乱魔堂/乱魔堂

風がぴゅー・ぴゅー

乱魔堂


word: 松吉久雄 music: 松吉久雄

『乱魔堂』収録

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  • 雨模よりの空は風をはらみ
    浅い眠りは鎮めた朝を迎えた

    心は踊り 頭を抱え
    石の地蔵さんは いつも腹を空かしているから

    泥だらけの階段 地下鉄の中
    油ぎった壁の中で 想い出が始まる

    ふとしてる間に
    こんな街にコロコロ転げ落ちてしまった僕
    だから今は光を見ないように
    両手で瞳を閉じているのに

    風がぴゅ~ぴゅ~
    風がぴゅ~ぴゅ~
    風がぴゅ~ぴゅ~
    風がぴゅ~ぴゅ~

    雨模よりの空は風をはらみ
    浅い眠りは鎮めた朝を迎えた

    風は破れそうな窓ガラスを抜けて
    着飾った街のドアを雨が叩く
    だから
    風がぴゅ~ぴゅ~ 風がぴゅ~ぴゅ~
    風がぴゅ~ぴゅ~ 風がぴゅ~ぴゅ~
    風がぴゅ~ぴゅ~ 風がぴゅ~ぴゅ~

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