ハルカトミユキ/世界

バッドエンドの続きを

ハルカトミユキ


word: ハルカ music: ハルカ

『世界』収録

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  • 例えば何をしたら
    結末を変えられただろう
    僕の描くストーリーは
    いつも残酷

    二度と降りない駅の
    改札にまだ僕がいて
    握った切符の日付は
    あの日のまま

    差し伸べてくれた手を
    僕から振りほどいたんだ

    探してたものは
    なんだかもういいや
    僕にはバッドエンドが似合うよ。

    選ばなかった道の
    その先にもしも行けたなら
    「都合がいいね」と記憶の中
    君は笑った

    もう一度会えたとして
    君に何を言えるかな

    本当はずっと知っていて
    知らないフリしてた
    最後のページに何もないこと。

    今でもずっと結末を知らずに歩いてる
    「もしも」の先をいつも羨みながら

    それでもいつか後悔が答えになるように
    生きるよバッドエンドの続きを
    信じて


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