本当は二人で見てるはずだった
夜空弾ける 打ち上げ花火
悲しい声で急なキャンセル
気にしてないと 話合わせた

少しモヤモヤしているけど
いつもの仲間よ
紛らわせてくれ
ちょっとしたユーモアで
ちょっとしたユーモアで

そこのけそこのけ一等賞
引きずる思い振り切って
くだらんくだらん日常が
消し飛んでしまえば
構わんこちとら劣等生
後先なんてどうにでも
何も気にせぬオレたちの
全力で向かう心

人ごみの中 視線の先に
夜店に向かう君を見つけた
ヒヤリ冷たく 背筋が凍り
ありえないだろ この光景はなんだ?

軽いその足取りの横に
ただならぬムードの
日に焼けたお兄さん
ちょっと待て誰なの
ちょっと待てないかも

驚き桃の木 きっと嘘
たまらん後ろ追いかける
わからんわからん状況が
焦りを押し上げる
渦巻く気持ちが急上昇
縮まる距離に息荒く
何を気にするオレたちの
全力で向かう心

そこのけそこのけ一等賞
思わず肩に手をかける
くだらんくだらん日常が
消し飛んでしまった
夜空に輝く一等星
忘れぬ夜になりそうだ
何を気にする夏の日の
全力で向かう心


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