杏子色の空から 襲い掛かる宵の闇
狂おしく想う君へ 届け黒い影

薄い胸 軽く破って 心の奥へ 刺さるその声
鼓動は骨を 鉄琴にして きんきんと乱れ打つ

口を閉じて 息を止めて 瞳開けて 映るその背
夢の中で 見た笑顔で そっとこっちを向いて

すっからかんに 空けた両胸 まだ見ぬ想い 受け止めるため
ねじれた首に 両手巻き付け 深く深く抱き合うの

出鱈目な 台詞並べて あなたの横で 笑う小娘
この風景を はさみで切って あなた側を残しましょう

真実は 小説より 奇なりなんて 事はないわ
笑う私 笑うあなた 夢と現(うつつ)が混ざる

願う景色が 夢の中なら いっそこのまま 眠り続けて
その口づけで 目覚めるのなら 私死んでしまうでしょう

杏子色の空から 襲い掛かる宵の闇
狂った思いが黒に 変わる前に

届けこの影 あなたの元へ せめてその背に 重なるように
はにかんだ顔 塗りつぶすように 世界は赤く燃えるの

すっからかんに 空けた両胸 あなたの型に 形を変えて
二人の為に 杏子の空よ もっともっと燃え上がれ


 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   続・短編傷説へのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴