白い眠りに 置いてかれて 塞いでいる子犬
未だ動けず 僕は朝に繋がれてる… だから
届かない 想う程 涙は流れてくよ
枯れてゆくアネモネ どうか忘れないで
色褪せない蝶になって いつかきみへ還ろう
悲しみを消して きみは変わらずにいて欲しい
全て忘れて 想い出にはなりたくはない だけど
きみを曇らせてしまうなら 記憶さえもいらない
四季の色変わっても そのままのきみでいて
薄紅の花弁 舞った桜並木
悲しみの坂道を 登りきった瞬間
あの頃のきみが 今も 変わらずに笑ってる
泣かないで 聞いて欲しい
一つだけ我が侭を 一度だけ願い事 叶えてくれ
きみと僕 好きだった 花達で編み込んだ
花環と僕 水浮かべ 流してくれ
柔らかな旋律は ゆっくりと回顧させ 約束のないさよならへ
「永久に」
届かない 想い程 きみを強くするから
枯れてゆくアネモネ どうか 忘れていて
どんな時も笑顔絶えない そんなきみが好きだった
悲しみを消して きみは 変わらずにいて欲しい
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