夏のわくわく恐怖体験

とある日のこと
あれはそう...ふと目が覚めた
まだ暗い 二時すぎ
廊下を歩いてトイレに向かう
ミシ...ミシ... きしむ床
変な感覚 そこにいるのは誰だ

そんな いるわけないよ
まさか いるわけないよ
妖怪なんて作り話でしょ?
もういいや... で、回れ右
部屋にGo 足早に
繰り返す「きっと夢...これは夢だ!」

とある日のこと
肝試し
こんな夜には 妖怪が出るらしい
「まさか(笑)」『またまた(笑)』
ん? 誰?この人
見たことないおじさん
手ぬぐい巻いた妖怪になんか用かい?

そんな いるわけないよ
まさか いるわけないよ
妖怪なんて作り話でしょ
もういいや... で、回れ右
部屋にGo 足早に
なにも見てない

あの日から夜が怖い
それも全て妖怪のせいだ

そんな いるわけないよ
まさか いるわけないよ
妖怪なんて作り話でしょ
もういいや... で、回れ右
部屋にGo 足早に
ふと気づく

なぜか悲しそうな目
妖怪が泣いている
話を聞けば 友達がいない
「じゃあ僕と友達に…」って
イヤイヤ...無理があるよ

そこで起きた
手に謎の手ぬぐい